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製作実績

オリジナルアパレルパーツ(服飾資材)の5つの製作事例

2017/10/16

オリジナルアパレルパーツ(服飾資材)の5つの製作事例

ファスナー ムシ

これまで杉原産業は、アクセサリー・洋服・カバンなどに使う、オリジナルのアパレルパーツ(服飾資材)の製作を数多く行ってきました。

今回の記事では、これまで杉原産業が製作してきたオリジナルのアパレルパーツを、いくつかご紹介します。

 

  1. 1.ピンクと白のYKKファスナーを製作
  2. 2.銀いぶし加工のガッシリしたベルトバックルを製作
  3. 3.オリジナルメダル風チャームを短納期で製作
  4. 4.ダイヤモンドなどキラキラの石を入れるための台座を製作
  5. 5.オリジナルロゴ入りボタン&ファスナーの製作

 

1.ピンクと白のYKKファスナーを製作

ファスナー1

とあるアパレルメーカー様から、YKKファスナーの型番号・色番号を指定し、200本納品する依頼をいただいたことがあります。

 

YKKファスナーは、金属製の引手(スライダー)の部分だけではなく、エレメント(ムシ)、周りの生地(テープ)も合わせて1本の商品となります。

 

では実際に加工業者が手を加える部分はどこになるのかというと、購入した時の長尺のまま状態から、お客様の指定の長さにカットし、両サイドのムシ取りを行うところです。

このときは、35cmの長さで、200本のファスナーを作ってほしいと依頼されました。

 

両サイドの生地(テープ)を少し余らせるために行うムシ取りは、単純といえば単純な作業ですが、1つ1つ金具を外す際に生地を傷めたり、穴をあけたりしないように細心の注意をはらうことが必要でした。

 

現状ファスナー加工は大ロット(1,000本以上~)で引き受けている会社さんが多いですが、杉原産業では、小ロットでもお引き受けすることが可能です。

 

<関連記事>

→ YKKのファスナーを指定された型番で200本加工

 

2.銀いぶし加工のガッシリしたベルトバックルを製作

バックルシルバー

アパレルメーカー様からは、よく「ベルトにつけるバックルをオリジナルで製作してほしい」というご依頼をいただきます。上の写真も、その一例です。

 

  • ・素材は真鍮
  • ・大きくて、重量感があるもの(35mm×40mm)

と、主に2点のご要望がありました。

 

真鍮素材をそのまま使うだけでも、高級感や重量感があり、また長年使い込むことによって味わい深い(ヴィンテージ調)になります。

 

しかしこのときは、ご指定いただいたバックルの大きさ・だいたいの見た目等から、「銀いぶしの加工を行うと、重量感はありつつ、また違ったイメージになるのではないか?」と判断し、真鍮そのままのバックルだけでなく、銀いぶし加工のバックルのサンプルも出させていただきました。

 

銀いぶしバックルのサンプルを確認されたお客様は、「こっちのバックルもすごくいい!」ととても気に入ってくださり、最終的に真鍮そのまま・銀いぶしの2種類のバックルを製作し、納品させていただくことになりました。

 

<関連記事>

→ 真鍮鋳物で重量感あるバックルを製作

 

3.オリジナルメダル風チャームを短納期で製作

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

あるランプに取り付ける100周年記念チャームを製作したことがあります。

100周年の記念日は2月21日となり、それに合わせてオリジナルチャームを商品に取り付けたいということでしたが、はじめてご相談をいただいたのはその前年の12月末でした。

 

まだ何も決まっていない段階で納期まで3ヶ月もなかったので、「さすがに間に合わないかもしれない……」と、受注を迷ったのですが、「どうしても作ってほしい!」と強く望まれていましたので、何とか叶えてあげたい!と思い、挑戦することしました。

 

オリジナルチャームは、極めて薄い真鍮素材のプレートに、記念の刻印を入れています。

また、ゴールドメッキ加工の上にさらにクリアー仕上げを行い、長く商品を使ってもメッキの剥がれや退色が起こりにくいように、工夫しました。

 

そして、お客様がご要望された納期にも、何とか間に合わせることができました。

アクセサリーなど、アパレル関連の商品に使われることが多いオリジナルチャームの製作は、杉原産業の得意とするところです。

 

<関連記事>

→ 雑貨に使えるチャームパ-ツのオーダー製作

 

4.ダイヤモンドなどキラキラの石を入れるための台座を製作

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ビジュー系アクセサリーには欠かせないといっても過言ではない、ダイヤモンドやジルコニアなど、キラキラの石を入れるためのオリジナル金属製台座を製作したことがあります。

 

お客さまは、台座に入れたい石の大きさや形をあらかじめ決められており、それをどのように繋いでいくのかもしっかりイメージされていた(イラストを自作してくださいました)ので、その仕上がりイメージ通りに製作を進めていきました。

 

石が台座からぽろぽろ落ちないように、石と台座をぴったりフィットさせるためには、高い技術力が必要です。これまでアパレルパーツ以外に、細かい金属パーツ作りでも培われてきた杉原産業のノウハウを生かす場とも言えます。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

台座に石を取り付けてみた写真です。

 

とてもゴージャスに仕上がり、お客さまも「なかなか引き受けてくれる業者さんがなかった。でも、ようやく自分のイメージ通りのアクセサリーパーツができて、嬉しいです!」と、とても喜んでくださいました。

 

<関連記事>

→ ダイヤモンドや石を入れるオリジナルの台座を作成

 

5.オリジナルロゴ入りボタン&ファスナーの製作

ボタンとファスナー正面

とあるファッションブランド様より、自社ブランドロゴ入りのオリジナルファスナーとボタンの製作を依頼されたことがあります。

指定があったのはデザインだけで、サイズや寸法に関してのご指示はありませんでした。

 

そこで、杉原産業が考えて、真鍮素材で直径20mm×高さ2.8mm(ボタンによくあるサイズ)でサンプルを確認していただいたところ、見た目に関してはすぐにOKが出ました。

 

しかし、真鍮素材ではお客様が想定している単価では合わなかったため、亜鉛に変更して、予算を抑えることにしました。

 

亜鉛はもともと白っぽい色をしているので、レトロ感を出すために、シルバーと黒、2色のメッキを駆使したコントラストづけを行い、味わいを出しています。

汚れが目立ちにくい色合いになり、長い年月使いやすくなるということもポイントです。

 

デザイン以外はすべて杉原産業におまかせいただいた事例でございましたが、お客様にも納得いただける、高品質のオリジナルファスナー&ボタンが製作できました。

 

<関連記事>

→ アパレル金具パーツのボタンとファスナーを製作

 

「イメージだけしか出来ていない」というアパレルパーツの製作もお任せください

杉原産業では、アパレルパーツ(服飾資材)に関わらず、様々なオリジナル金属パーツの製作を行ってきた実績があります。

 

そのため、他社でお断りされるような難しい依頼であっても、杉原産業なら、お力になれることがあるかもしれません。

 

「オリジナルのアパレルパーツだから、正確な設計図がないとダメ?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

“こんな風にしたい!”という想いがあれば、最適な素材・デザインを提案させていただきます。

 

大ロットはもちろん小ロットでも依頼を受けておりますので、「こんなアパレルパーツを作ってみたいな……」と考えられているものがあれば、ぜひ1度ご相談をいただければと思います!

 

オリジナルのアパレルパーツ(服飾資材)の製作なら杉原産業まで!