既存の小物やパーツを加工した3つの事例 | スタンド・ネジ・花瓶
2018/08/08
既存の小物やパーツを加工した3つの事例 | スタンド・ネジ・花瓶
杉原産業では、新しい小物やパーツの製作だけでなく、”既存の小物・パーツの加工”のご依頼も、数多く引き受けてきました。
- ・この部品のココだけ少し切削してほしい
- ・このパーツを少しだけ短くしてほしい
など、既存のパーツの微調整には、繊細な加工技術が求められます。
今回の記事では、お客様のご要望を元に小物やパーツを、少し加工した事例を3つ紹介いたします。
- 1.カメラスタンドの加工
- 2.ネジの加工
- 3.花瓶の加工
1.カメラスタンドの加工
「土台に違う種類のネジを取り付け、使えるようにしたいです」とカメラスタンドの加工のご依頼をいただいたことがあります。
ネジの種類が変われば、当然ながら穴の形も変えなければ、カメラとスタンドを固定することができません。
つまり、新しくカメラスタンドに取り付けるネジの形に合わせた、穴の切削加工を行ったことがポイントです。
カメラスタンドのメーカーはもちろんのこと、他の加工会社でもずっと断られ続けたため、カメラスタンドの加工はできないものだと諦めかけていたそうですが、当社が何とかお力になることができ、大変喜んでくださった事例です。
<詳しくはコチラ>
2.ネジの加工
とあるお客様から、「プラスネジをマイナスネジへ加工してほしいです」とのご依頼がありました。
上の写真のネジは左がプラスネジ、右がマイナスネジと、その違いは明確ですが、元は同じ形状・寸法のプラスネジだったのです。
ネジの頭に切削加工を行ったことで、まったく別の種類のネジが出来上がりました。
3.花瓶の加工
とあるお客様から、「細長い花瓶を少し加工して、丸みを持たせてほしいです」とのご依頼がありました。
上の写真が、加工前の花瓶です。真ん中がくびれた、細長い形状になっており、どちらかというとシャープな印象を受けます。
こちらが、加工後の花瓶です。
全体的にコンパクトになったこと、くびれの下側がふくらんだような形状にして、丸みを持たせたことが特徴です。
加工前の花瓶と加工後の花瓶を並べてみると、その差は一目瞭然。
元が同じ花瓶であったことが分からないくらいです。当社の持つ切削加工技術の成せる業です!
イメージ通りに花瓶の形状が変わり、お客様も大変喜んでくださいました!
まとめ
部品やパーツのちょっとした加工は、大ロットの製作・加工を主とする業者さんでは断られることも多いでしょう。
実際、当社にお問合せをくださるお客様の中にも、「ダメでもともと……」と言われる方がいらっしゃいます。
杉原産業は、お客様の持つどちらかというとマイナーなご要望にも、できるだけお応えし、喜んでいただける会社でありたいと思っています。
「元の部品やパーツの改良を目指し、少しだけ加工してほしい」、そんなご要望がありましたら、ぜひ1度当社まで相談をいただければと思います!