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製作実績

オリジナルグッズ・部品を小ロット(100個以下)で製作した4つの事例

2017/09/05

オリジナルグッズ・部品を小ロット(100個以下)で製作した4つの事例

図面通りに製作したGフック

 

杉原産業は、“小ロットでもオリジナルグッズや部品の製作を行う”ことが強みです。

物によっては1つからでも、製作することができます。

 

「他の会社では、ロット数が少なくて採算が合わない」と断られてしまったことがある方も多いと思います。杉原産業はそんな方のために小ロットでも製作をさせていただいておりますので、お力になれるかもしれません。

 

ただ、全てに対応できるかというとそうではないので、少し気になる方はお問い合わせいただけると幸いです。

 

今記事では、これまで杉原産業が行ってきた、小ロットのオリジナルグッズ製作事例を4つご紹介いたします。

 

  • ・Gフック(留め具)を100個製作
  • ・オリジナルのルアーブレードを100個製作
  • ・釣り具のジョイント金具を3個製作
  • ・コートの留め具を1個製作

 

1.オリジナルのGフック(留め具)を100個製作

 

Gフックにベルトを掛けた様子

まずご紹介するのは、ロッククライミングに使用するというGフック(留め具)の製作事例です。

(これまで作っていたGフックを改良するという目的がありました。)

 

お客様からは寸法などを細かく指定してある図面をお預かりしましたので、その通りにお作りすることになりました。

 

Gフックは形こそ単純に見えますが、穴の角度などを調整するのはとても難しかったと記憶しています。

また、人の体を支えられるだけの強度が必要だったこともあり、材質にもこだわりました。

 

はじめはアルミニウム合金を検討しましたが、お客様の予算の都合上選べず、アルミニウム合金の次に頑丈な亜鉛でお見積りを出したところ、OKが出ました。

 

力がかかった時に曲がらないようにする微調整など、難しいところが多かったのですが、難しいからこそ「何とか作りたい!」とやる気が出ました!

 

Gフックの製作数は100個、他の会社ではコストに見合わない可能性もありましたが、杉原産業はやり遂げることができました。

→ 亜鉛で低コストのGフック(留め金具)をオーダー製作

 

2.オリジナルのルアーブレードを100個製作

 

スカシテールブレード

魚釣りが趣味だという、個人のお客様から「釣りに使うルアーブレードを、オリジナルで作りたいです!」というご依頼がありました。

 

個人のお客様からのご依頼は、大抵小ロットです。そのため、「これだけしか作らないのに、依頼してしまって大丈夫かな? 迷惑だと言われないかな?」と心配される方も多くいらっしゃるようですが、杉原産業ならそのような心配はご無用です!

 

お客様からは、寸法とデザインを指定していただき、その通りに製作することにしました。

 

100個と小ロットでしたので、型を作る必要があり初期コストがかかってしまうプレス加工ではなく、小ロット製作に向いたエッチング加工を採用しました。

 

そして、シーバス釣りに適したオリジナルのルアーブレードが完成しました!

→ ルアーブレードのオーダー製作(スカシテールブレード)

 

3.釣り具のジョイント金具を3個製作

 

グリップロッドのジョイント金具

杉原産業は、オリジナル釣り具の製作のご依頼をいただくことが多いです。

 

釣りに情熱を注いでいる方は、「自分だけの釣り具を使いたい!」と思われることが多いのかもしれません。

(ボーリング好きの人がマイボールを持たれているのと同じようなイメージでしょうか)

 

この時は、釣り具のメーカー様より、釣り具のジョイントグリップの製作のご依頼をいただきました。

ジョイントグリップの製作に関しては、はみこみ具合の調整がとても難しく、キツすぎてはめこみがしづらくても使いづらいですし、緩すぎてすぐにとれてしまうようでは使い物になりません。

 

そのため、何度も試行錯誤を繰り返して、緩すぎずキツすぎないベストな形で完成させました。

 

わずか3個の製作ではありますが、「お客様に喜んでいただきたい!」という気持ちで、こだわり抜いて製作させていただきました。

 

釣り具のメーカー様にも、ジョイント金具の仕上がりを大変気に入っていただくことができました。

→ 釣り道具のジョイント金具をアルミで製作

 

4.コートの留め具を1個製作

 

出来上がり ボタン

「1点物のコートのボタンが無くなってしまった!」と大変お困りだったお客様から、ご依頼をいただきました。

 

コートの生地に残っている他のパーツからは、無くなってしまった留め具の形や寸法が全く分からず、2つのボタンを留められる形で、オリジナルの留め具を製作する必要がありました。

 

ちなみに、杉原産業に相談していただく前に、ボタン屋さんにも相談されたそうですが、「デザインがまったく分からないのでは、どうしようもありませんね……」と、断られてしまったそうです。

 

そして、杉原産業では、ボタンの形状などから留め具の機能やデザインを何とか想像し、留め具を製作していくことになりました。

オリジナル留め具の製作に関しては、特にバネの強弱にこだわっています。

 

バネがキツすぎても、力をこめて留め具を開け閉めしなくてはいけないので使いづらいですし、バネが緩すぎてもすぐにボタンから留め具が外れてしまいます。

 

1点物かつ元の形が全く分からないという難しい依頼でしたが、何とか使いやすくコートの雰囲気にも合う留め具を製作することができ、お客様にもとても喜んでいただくことができました。

→ 元の形が分からないコートのボタンを修理

 

1個からの小ロットはもちろん、1000個以上の大ロットでも対応可能

 

この記事では、100個以下の小ロットでオリジナルグッズ・部品を製作した事例をご紹介しました。

記事の中で出てきたコートのボタンのように、杉原産業では1個からオリジナルグッズの製作が可能です。

 

「本当に困っているお客様を助けてあげたい!」、「お客様が喜んでくれる顔を見たい!」という思いから、できるだけ対応できるように、尽力しています。

 

そしてもちろん、1000個以上の製作のご相談も、喜んでお待ちしています。

 

  • ・少ししか作らないけど大丈夫かな?
  • ・まずはサンプル(試作品)として2~3個ほしいけど、対応してもらえるかな?

 

などとお悩みでしたら、ぜひ杉原産業までご相談ください!

 

オリジナルグッズの小ロット製作なら杉原産業にお任せください!