オリジナルのメタルパーツを製作した5つの事例~立体星型・リング型など~
2017/10/06
オリジナルのメタルパーツを製作した5つの事例~立体星型・リング型など~
杉原産業では、アクセサリー等に使われる、様々なデザインのオリジナルメタルパーツを製作しています。
オリジナルメタルパーツの仕上がりに対しては、お客様のこだわりも強いことが多いですが、その分作りがいもあり、色んな素材で色んなアイテムを製作してきた杉原産業の腕の見せ所だと思って、お客様のご期待にお応えできるよう全力であたっております。
今回の記事では、これまで杉原産業が製作してきたオリジナルのメタルパーツの事例を5つご紹介します。
- 1.加工が難しい角形のメタルパーツ
- 2.装飾(パール)付きメタルパーツ
- 3.立体的な星型のメタルパーツ
- 4.図面なしで作ったリング型のメタルパーツ
- 5.特殊曲げ加工で製作したメタルパーツ
1.加工が難しい角形のメタルパーツ
技術的に難易度の高いメタルパーツを作成した事例です。写真のメタルパーツは、オリジナルのストールピンとして使用されます。
写真には丸い形のメタルパーツも写っていますが、特に難しかったのは角型のパーツの方でした。
四角系のメタルパーツというと、簡単そうなイメージもありますが、実際はかなり難しい作業になります。
ステンレス製の丸い棒を、まっすぐキレイな四角形(ほぼ正方形)に加工していくためには、職人ならではのバランス感覚が必要になってくるからです。
メタルパーツ中央のつまみのわきには、ほんの小さな穴が開いているのですが、この穴開け加工も、難しかったポイントです。
ご依頼をくださったお客様は、メタルパーツ(ストールピン)の仕上がりに対して、ある程度しっかりしたイメージを持たれていたので、サンプルの段階から3回ほど作り直し、試行錯誤してやっと完成しました。
“お客様にご納得いただける出来の物を作る”というのが1番の目的ですが、特に難易度の高かったこの事例においては、「杉原産業のいい腕試しになったなぁ」と感じた次第です。
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2.装飾(パール)付きメタルパーツ
シーリングライトにつけるメタルパーツ(サンプル)を作ってほしいと、依頼があったことがあります。
キレイな装飾(パール)つきのパーツを製作されることを希望されていましたが、他の会社では予算と品質との折り合いがつかず、悩んだ末に杉原産業までご相談いただいたとのことでした。
リングの直径が30mm、パールの直径が12mmと、寸法は決まっていて、その通りに製作を進めることになりました。
シーリングライトを彩るメタルパーツですから、とにかく見た目の美しさを重視しています。このあたりは、他にも多く承っているアパレル関連パーツの製作ノウハウが活かされたのだと思います。
「できるだけ早くサンプルをいただければ嬉しい」とのお話がありましたので、品質は維持しつつ加工作業は急いで、3日間で10個のサンプルを製作することに成功しました。
もちろん、費用はお客様の想定している予算内におさえることができています。
お客様は、シーリングライトに取り付けるパール付きメタルパーツのサンプルの仕上がりをとても気に入ってくださり、その後定期的なご依頼をいただくまでになりました。
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3.立体的な星型のメタルパーツ
「ホームページに掲載している製作実績を見ました!」と、個人のお客様より星型メタルパーツ作成のオーダーがありました。
ぷくっと立体的な星型のメタルパーツが理想だったそうですが、お客様の考えられている予算では難しく、またロット数の兼ね合いもあり、他の業者さんでは断られてしまったとのお話でした。
お客様からは、「ナチュラルな仕上がりが理想!」というご要望がありました。
メタルパーツとひと口に言っても、金や銀、鉄や銅など様々な素材の種類がありますが、この時はお客様のご要望である”ナチュラルな仕上がり”にするため、真鍮という素材を選ばせていただきました。
ピカピカになってしまうメッキ加工は施さず、真鍮ならではの馴染み感のある風合いをあえて残した仕上がりになっています。
お客様は、「まさにイメージ通り!」と大変喜んでくださり、立体感もすごくキレイだとお褒めの言葉をいただきました。
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4.図面なしで作ったリング型のメタルパーツ
レザークラフトに使用されるという、リング型のメタルパーツを製作したことがあります。
設計図面はなく、お客様からヒアリングした商品イメージのみで、試行錯誤しながら製作を進めていきました。
レザークラフトのジョイント部分に付けるパーツなので、耐久性を重視されていたことはもちろんですが、デザインにも強いこだわりを持っていらっしゃいました。
リングには、英字がしっかりと刻まれています。文字がつぶれてしまわないよう、刻印の大きさやバランスにはとても気を遣っています。
キレイに文字を刻むことができているのは、ロストワックスという製法を採用しているからで、形状にもよりますが、わずか2mm程度の文字でも、くっきりと刻むことが可能かと思われます。
お客様に協力をいただきながら、数ヵ月の期間をかけて、じっくりと仕上げていった事例です。
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5.特殊曲げ加工で製作したメタルパーツ
ちょっと特殊な形のメタルパーツを製作した事例もあります。
写真に写っている”豚のしっぽ”のような形をしたメタルパーツは、釣り具(ルアー)に取り付けるものです。
小さな内径でぐるっと2回転させることだけでなく、穴があいている部分や交差している部分のみをプレスする加工も、かなり難しかったところです。
写真では分かりづらいかも知れませんが、パーツの横幅は20mm程度しかないので、かなり繊細な作業が必要になります。
デザインはなくシンプルな加工ですが、これまで色んな形のオリジナルメタルパーツを製作・加工してきた杉原産業の技術を、フルに使った機会でした。
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図面がない・ロット数が少ない・加工が難しいなど、様々なパターンにできるだけ対応しメタルパーツを製作します
杉原産業は、
- ・アイデアはあるけど設計図面はうまく書けない
- ・ロット数が少なく、他の会社では対応できないと言われてしまった
- ・加工が難しいらしく、予算内でやってくれるところが見つからない
とお悩みの方の味方です。
できるだけ、お客様のご要望通りにできる方法がないか検討させていただきますので、どこも依頼を受けてくれるところがないと諦めてしまう前に、1度相談していただければと思います。
オリジナルのメタルパーツを製作するなら杉原産業まで!