金属の棒を丸める加工 | オリジナル水中メガネの枠など
2018/04/06
金属の棒を丸める加工 | オリジナル水中メガネの枠など
杉原産業では、日々様々な種類の金属加工の依頼をお引き受けしています。
先日は、水中メガネに取り付ける枠組みにするために、金属(ステンレス)製の棒を加工しましたので、その様子を写真でご紹介します。
専用の機械でくるっとキレイに丸めていますよ!
加工前のステンレス製の棒
こちらは、丸める加工をする前のステンレス製の棒です。
平べったい形状をしています。
ステンレスは硬いので、滑らかにキレイに曲げていくのは難しい金属ですが、専用の曲げ加工機械を使い、寸法通りに枠組みを作っていきます。
キレイな円形に丸められていく金属の棒
ステンレス製の金属の棒を、専用の機械にセットし、稼働させると写真のように丸く曲げられていきます。
たくさんの金属の棒を、すべて同じ円形に、滑らかに曲げていくことは手作業では極めて難しいですが、写真のような専用の機械を使用することで、量産が可能です。
曲げ加工が完了した金属の棒です。すべてキレイな形に仕上がりました。
専用の機械を使用しているので、作業効率もよく、速やかに納品することが出来ています。
様々な素材の金属の棒をキレイに加工できます
「金属を曲げることくらい、どんな会社にもできるのでは?」と思うかもしれませんが、実際はそうではありません。
キレイに正確に早く、金属の棒を曲げていくためには、職人の熟練された技が必要なのです。
以下では、金属の棒を加工して作った製品を2つピックアップします。
- ・金属棒(アルミ)の曲げ・ねじり加工で作ったフック
- ・ベンダー曲げ加工で作ったパッチン錠の部品
金属棒(アルミ)の曲げ・ねじり加工で作ったフック
写真はアルミの棒を曲げ、ねじって作った回転Sフックです。
始めは鉄製でサンプルをお出ししましたが、「ベビーカーに付けるものなので軽量化をはかりたい!」とのご要望から、アルミ製に切り替えて製作することになりました。
詳しい情報は、下記リンクからご確認ください。
ベンダー曲げ加工で作ったパッチン錠の部品
写真は、ベンダー曲げ加工で作ったパッチン錠の部品です。
この時は、「5個作ってほしい」という小ロットの依頼でしたので、テコの原理を利用した手曲げで製作しました。
留め具としてしっかり機能する強度の高い部品が出来あがり、お客様には大変喜んでいただけました。
詳しい情報は、下記リンクからご確認ください。
杉原産業は、製作する部品の素材や用途、ロット数に合わせて、最適な方法を選んで金属の棒の曲げ加工を行わせていただきます。
他の製作会社では断られてしまった難しい依頼でも、杉原産業ならお力になれるかもしれませんので、まずはお気軽にご相談ください。
金属加工のことなら杉原産業にお任せください!