オリジナルかんざしとポニーフックの製作事例
2018/05/23
オリジナルかんざしとポニーフックの製作事例
杉原産業では、これまで数多くのオリジナルアクセサリーの製作依頼を引き受けております。
先日は、真鍮製のオリジナルかんざし、およびポニーフック(の差し込み部分)の製作依頼をいただきましたので、この記事で紹介していきます。
シンプルなようで複雑な形状のオリジナルかんざし
写真が、今回製作した真鍮製のオリジナルかんざしです。
オリジナルかんざしの形状、および寸法については、お客様よりイラストを使って細かく指定がありました。
オリジナルかんざしの長さが12.5cmは、先端に向かってじょじょに細くなる形をしています。(細いところで2.5mm、太いところで5mmの幅があります。)
通常よく見かけるかんざしのように、先端がとがり過ぎておらず、太いところの断面は、オーバルっぽく丸みを持たせているのが、今回製作したオリジナルかんざしの特徴です。
オリジナルかんざしは、結った髪の根元にグッと差し込むものなので、曲がらないようにある程度の強度が求められました。
かんざしというと、”シンプルな棒”をイメージされる方が多いかもしれませんが、決してそうではなく、デザインや形状によってはかなり繊細な加工を行います。
今回のオリジナルかんざしも、かんざしの部分によって、形状に微妙な変化(丸みなど)をつけるのが難しかったですが、何とかご要望どおりの形に仕上がりました。
硬くて曲がりにくいポニーフックを2種類製作
先述したオリジナルかんざしの他、かんざしと似たような感じで使う、オリジナルポニーフックも2種類製作しています。
写真は、四角く角を作ったオリジナルポニーフックです。
さらに、角を作らず丸みを持たせたオリジナルポニーフックです。
オリジナルポニーフックは2種類とも、先述したオリジナルかんざしと同様に、形状および寸法に関するご要望を細かくお伺いしました。
「これらがどうヘアアクセになるの?」と疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、今回お作りしたのはポニーフックの差し込み部分となります。
短い方の棒の正面に、オリジナルのモチーフを取りつけます。”縦向きにつけるかんざし”と認識していただいても大丈夫です。
オリジナルポニーフックも、髪を結ったところにグッと差し込んで取り付けるアクセサリーなので、弱い素材を使うと、すぐに曲がって使い物にならなくなってしまいます。
長く愛用していただけるアクセサリーを製作するなら、真鍮などの硬い素材を選ぶことをオススメします。
商品化したいオリジナルかんざしがあるなら杉原産業にご相談下さい
今回のお客様もそうだったのですが、「理想のデザインはあるけれども、金属に関してはほとんど知識はない!」という場合でも、ご相談は大歓迎です。
製作するアイテムの用途に合わせて、最適な素材や形状のご提案をさせていただきます。
「商品化したいオリジナルかんざしがある!」という方はぜひ、金属加工に長けた杉原産業までお問い合わせください。
オリジナルかんざしなど金属アクセサリーの製作なら杉原産業まで!