金属素材について
2019/11/28
アクセサリーによく使われる金属の特性についてお話したいと思います。
それぞれどんな特徴をもっているのかご紹介致します。
・真鍮(ブラス)
銅と亜鉛の合金
<メリット>
・少量でも生産可能
・手入れ可能
・加工しやすい
<デメリット>
・酸化による変色しやすい(湿気や汗により色が黒ずんでしまう)
・金属アレルギーが起こりやすい
<主な加工方法>
・鋳造キャスト(型を作り金属を流し込み形成する)
・切削(ろくろのように表面を削りながら形成する)
・プレス(圧力を加えながら成型する)
・溶接(熱を加え金属同士を接合させる)
<主なアクセサリーパーツ>
・チェーン
・丸カン、Cカン
・Tピン、9ピン
・ビーズ
・クラスプ、ナスカン
・カツラ、キャップ
・イヤリング金具
・指輪、チャーム
など
・合金(亜鉛)
亜鉛、アルミニウム、銅、マグネシウムで構成されている合金
<メリット>
・大量生産向き
・強度が強い
・錆びにくい
<デメリット>
・比重が重い
・溶接が難しい
<主な加工方法>
・鋳造キャスト(型を作り金属を流し込み形成する)
・ダイカスト(溶かした非鉄金属を金型に注入し成形する)
<主なアクセサリーパーツ>
・ナスカン
・バックル
・チャーム
など
・合金(スズ)
鉛、スズ、アンチモンが主成分の合金
<メリット>
・大量生産向き
・柔らかい
<デメリット>
・強度が弱い
<主な加工方法>
・鋳造キャスト(型を作り金属を流し込み形成する)
<主なアクセサリーパーツ>
・チャーム
など
・ステンレス
主成分の鉄にクロムやニッケルを含む合金
<メリット>
・サビにくい
・丈夫
<デメリット>
・加工が難しい
<主な加工方法>
・鋳造キャスト(型を作り金属を流し込み形成する)
・切削(ろくろのように表面を削りながら形成する)
・プレス(圧力を加えながら成型する
<主なアクセサリーパーツ>
・チェーン
・丸カン、Cカン
・Tピン、9ピン
・ビーズ
・クラスプ、ナスカン
・カツラ、キャップ
・指輪、チャーム
など
・鉄(鋼)
<メリット>
・加工しやすい
・強度が強い
<デメリット>
・サビる
<主な加工方法>
・曲げ加工
<主なアクセサリーパーツ>
・チェーン
・丸カン、Cカン
・Dカン
・移動カン(一本線送り)
・小カン
など
・アルミ(ジュラルミン)
<メリット>
・軽い
・柔らかい
<デメリット>
・強度が高くない
・溶接が難しい
<主な加工方法>
・鋳造キャスト(型を作り金属を流し込み形成する)
・切削(ろくろのように表面を削りながら形成する)
・プレス(圧力を加えながら成型する)
・ダイカスト(溶かした非鉄金属を金型に注入し成形する)
<主なアクセサリーパーツ>
・チェーン
・チャーム
など
※一般的にアルミ製品のアクセサリーパーツは現在のところ多くありませんが、
その分未知数で可能性をもった素材であることがわかります
ひとくくりに金属といっても素材によって大きく役割が異なります。
「ハンドメイド作品を販売する為にたくさん作りたい!」
「どうやったらお得に買えるの?」など
どんなことでも構いません、まずはお気軽にお問い合わせください。
オリジナルチャーム、オーダー金具の製作
カシメ、カン、バックルパーツの卸販売なら杉原産業にお任せください